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ワードプレスの初期設定おすすめ8選!初心者の方にも分かりやすく画像つきで解説!

ワードプレスのインストールはできたけど、その後は何をしたらいいんだろう…?

ワードプレスでホームページを作る際「作り出す前にやっておくべき初期設定」があります。

SEO対策やセキュリティ対策にもつながる大事な設定もあるので、ワードプレスをインストールしたら必ず行いましょう。

この記事では、設定の中でも「必須」の設定をご紹介します。

この記事を読んでできること
  • ワードプレスの初期設定ができる
  • SEO対策「サイト表示速度の対策」ができる
  • セキュリティ対策ができる
目次

ワードプレスの初期設定①:メディア設定

ここではメディア設定の解説をします。

ワードプレスのメディア設定デフォルト画面
メディア設定のデフォルト画面
STEP

画像サイズとファイルアップロード

ワードプレスのメディア設定を変更した画面
メディア設定の変更

画像サイズの数値をすべて「0」にします。

ファイルアップロードのチェックを外します

STEP

すべての設定のmedium_large_size_w

すべての設定画面
medium_large_size_wを0にする

以下のURLへアクセスします。

https://(ドメイン名)/wp-admin/options.php

ワードプレスの管理画面からはアクセスできず、直接URLを検索することでアクセスできる設定画面です。

「medium_large_size_w」の項目の値を、「768」→「0」に変更し、設定を保存します。

メディア設定の変更はサイト表示速度に影響する

メディア設定を変更することで、SEO対策(サイト表示速度の高速化)にもつながります。

ワードプレスのデフォルトのメディア設定では、画像を1枚アップロードすると、サイズ違いの画像ファイルが複数生成されます。

サーバーの画像アップロードフォルダ
ワードプレスでは画像が自動で複数生成される

例)画像1枚(7372px × 4392pxサイズ)をアップロードすると上写真のとおり、7枚の画像が自動生成されます。

積み重なっていくとサーバーの容量を圧迫してしまい、サイトの表示速度低下を招くリスクがあります。

ページ作成画面の画像解像度選択
画像の解像度を選べる

生成されたサイズ違いの画像は、ページに挿入した画像の「解像度」で利用されます。

しかし、これまでワードプレスで50サイト以上制作してきましたが、この「解像度」で画像サイズを選んだことはありません。

メディア設定の画像サイズはすべて「0」にしておきましょう。

ワードプレスの初期設定②:サイトアイコンの設定

ここでは「サイトアイコン」の設定を解説します。

ワードプレスの一般設定の画面上部
一般設定の画面

ワードプレスをインストールした段階では、サイトアイコン(ファビコン)は設定されていません。

サイトアイコンの選択
サイトアイコンの選択

サイトアイコンを選択をクリックします。

サイトアイコンを選択する画面
サイトアイコンにしたい画像を選択

メディアライブラリからサイトアイコンにしたい画像を選択し、画面右下の「サイトアイコンとして設定」をクリックします。

サイトアイコンにする画像のサイズは、512px × 512pxが推奨されています。

サイトアイコンが変化

設定した画像がブラウザのタブに反映されます。

サイトアイコン(ファビコン)はサイトの顔とも言えるので、できる限り設定しましょう。

ワードプレスの初期設定③:更新情報サービスの停止

ここでは投稿設定の更新情報サービスの停止について解説します。

ワードプレスの投稿投稿設定画面
投稿設定のデフォルト画面

デフォルトでは更新情報サービス欄に「http://rpc.pingomatic.com」が入力されています。

更新情報サービスの削除
更新情報サービスを削除する

更新情報サービスに記載されている「http://rpc.pingomatic.com」を消し、「変更を保存」します。

rpc.pingomatic.comとは…

rpc.pingomatic.comは、新たに投稿したという情報を、他の検索エンジンなどに自動的に通知するサービスのことです。

投稿したページのINDEXを促進する効果が多少あるようですが、スパム扱いされるリスクもあるため、消しておくのが無難です。

ワードプレスの初期設定④:フィードの各投稿に含める内容を抜粋で設定

ここでは表示設定の「フィードの各投稿に含める内容」について解説します。

ワードプレスの表示設定画面
表示設定のデフォルト画面

フィードの各投稿に含める内容は、デフォルトでは「全文を表示」に設定されています。

ワードプレスの表示設定画面
抜粋を選択

フィードの各投稿に含める内容を、「抜粋」に変更します。

「検索エンジンでの表示」は、サイト制作途中はチェックを入れておきましょう。

「変更を保存」します。

ワードプレスの初期設定⑤:パーマリンク設定

ここではパーマリンクの設定について解説します。

ワードプレスのパーマリンク設定のデフォルト設定画面
パーマリンクのデフォルト設定

デフォルトでは「日付と投稿名」が選択されています。

パーマリンク構造を投稿名に変更した画面
投稿名に変更

パーマリンク構造を「投稿名」に変更します。

パーマリンクを投稿名に変更すると…

投稿名に変更することで、

  • ユーザーがページの内容を把握しやすくなる
  • 検索エンジンがページの内容を把握しやすくなる

という2つの効果があります。

ワードプレスの初期設定⑥:不要テーマの削除

ここでは利用しないテーマの削除について解説します。

ワードプレスインストール後のテーマ画面
テーマのデフォルト画面

テーマにはデフォルトで4つのテーマがインストールされています。

  • Twenty Twenty-Five(有効)
  • Twenty Twenty-Four
  • Twenty Twenty-Three
  • Twenty Twenty-Two
STEP

テーマを削除

テーマの詳細画面
テーマを削除

削除するテーマを選択し、「削除」をクリックしていきます。

STEP

テーマは予備を1つ残しておく

不要テーマ削除後のテーマの画面
予備テーマを1つ残す

万が一、使用している(有効化している)テーマに不具合が起きてしまった場合のために、予備のテーマは1つだけ残しておきましょう。

残しておくテーマは、どれでも大丈夫です。

ワードプレスの初期設定⑦:不要プラグインの削除

ここでは不要なプラグインの削除について解説します。

プラグインのデフォルト画面
不要なプラグインを削除

「プラグイン」左にあるチェックボックスにチェックを入れます。

プルダウンリストから「削除」を選び「適用」をクリックします。

エックスサーバーで簡単インストールをすると、デフォルトで3つのプラグインがインストールされています。

  • Akismet Anti-spam:Spam Protection
  • Hello Dolly
  • TypeSquare Webfonts for エックスサーバー

ホームページ作成ではすべて使用しないプラグインなので、削除しましょう。

ワードプレスの初期設定⑧:ニックネームの変更

ここではプロフィールの「ニックネームの変更」について解説します。

プロフィール画面
ニックネームを設定

「ニックネーム(必須)」に、ユーザー名とは別の名前を入力します。

「ブログ上の表示名」のプルダウンリストから、ニックネームに入力した名前を選択します。

ニックネームを設定する目的は…

ニックネームの設定は、不正ログイン予防になります。

「ニックネーム(必須)」と「ブログ上の表示名」は、「ユーザー名」がデフォルトです。

ワードプレスのログイン画面

ユーザー名はワードプレスにログイン時に必要になる情報のため、サイト上に公開してしまうと「不正ログイン」のリスクを高めてしまいます。

必ずニックネームを設定するようにしましょう。

まとめ

ここまでワードプレスの初期設定について解説してきました。

ワードプレスインストール後にやっておくべき初期設定は…

  • メディア設定
  • サイトアイコン設定
  • 更新情報サービスの停止
  • フィードの各投稿に含める内容を抜粋で設定
  • パーマリンク設定
  • 不要なテーマの削除
  • 不要なプラグインの削除
  • ニックネームの変更

以上の8つです。

SEOに効果のある設定

これまで紹介した初期設定の中で、SEO対策となる設定は次の4つです。

  • メディア設定…サイトの高速化
  • サイトアイコン設定…サイトの信頼性(ユーザー目線)
  • 更新情報サービスの停止…スパム認定の回避
  • パーマリンク設定…検索エンジンへ正しい情報の提供

SEOに高い効果があるわけではありませんが、設定も簡単なので実施しておきましょう。

セキュリティ対策に効果のある設定

これまで紹介した初期設定の中で、セキュリティ対策となる設定は次の4つです。

  • フィードの各投稿に含める内容を抜粋で設定…サイト情報の漏洩防止
  • 不要なテーマの削除…ハッキングの防止
  • 不要なプラグインの削除…ハッキングの防止
  • ニックネームの変更…不正ログインの防止

ワードプレスは利用者も多いため狙われやすいツールです。セキュリティ対策はしっかり行いましょう。

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