【順位計測ツールが使えなくなる?】GoogleとSerpApiとの裁判で訴えの内容を修正

Googleと「SerpApi(サープエーピーアイ:Googleの検索結果から自動でデータを集めるサービスを提供する企業)」の間で行われている裁判の続報です。

先月、裁判所は「Googleの検索結果に含まれる他人のデータ(画像や文章など)を、Google自身が保護する権限を持っている証拠が足りない」として、著作権(文章や画像などの作品を作った人の権利を守るルールのこと)に関するGoogleの訴えを一度退けました。

これに対しGoogleは今回、訴えの内容を修正して再提出しました。

具体的には、

Reddit(レディット:海外の有名なインターネット掲示板サイト)などとのライセンス契約(他の人のデータや作品を使わせてもらうための約束や契約のこと)の条件を証拠として追加しました。Googleは「データの提供元から、第三者に情報を勝手に引き抜かれないように守ることを契約で求められている」と主張。

外部ツールによるデータの無断収集を法的に完全に防ごうとする姿勢を強めています。

Googleの主張が認められたら検索順位チェックツールが使えない?

Googleの主張が全面的に認められた場合、

将来的には
「今まで使っていたSEOツールが突然機能しなくなる」
「検索順位や競合サイトのデータが正確に取得できなくなる」

といったリスクが考えられます。

順位チェックツール(自分たちのWebサイトが検索結果の何番目に表示されているかを自動で確認するシステムのこと)や検索結果の分析ツールの多くは、SerpApiのようなデータ収集技術を利用して情報を集めているからです。

順位よりもコンテンツの質を高めることに注力する

AI Overviewや広告枠などにより、以前に比べて検索順位「1位」の価値は下がっていると思っています。

オーガニック検索で1位を獲っても、実際の検索結果の画面では、かなり下にスクロールしないと表示されないのが実情です。

日々順位を追うことに注力せず、コンテンツの質を高めることに時間と力を費やすことが、より重要になります。

参考記事

Google Amends SerpApi Suit With Content Licensing Terms:
https://www.searchenginejournal.com/google-amends-serpapi-suit-with-content-licensing-terms/585505/

Google Amends Lawsuit Against SerpApi Over Licensed Content:
https://www.seroundtable.com/google-amends-lawsuit-against-serpapi-41860.html